率川神社いざがわ 奈良市本子守町 mapfan

 祭神 五十鈴姫命、狭井大神、玉櫛姫命

 延喜式神名帳に率川坐大神神御子神社三座(小社)とある。春日大社の摂社であったが、明治になり大神神社の摂社に復した。
 推古天皇元年に大三輪君白提が勅命により奉斎したと伝わる。

たたずまい 率川は春日山から猿沢の池畔を流れている。万葉集に「葉根かづらいま為る妹をうら若みいざ率川の音の清けさ」と詠まれているが、その清流も地下の暗渠と化している。

祭り 6月17日 三枝祭 白酒、黒酒を神前に供え、三輪山の笹百合(さいぐさ)の茎でまわりを囲み、さらに笹百合を大桶に盛って供える。

交通 近鉄奈良駅南西10分



率川阿波神社 率川神社境内

 祭神 事代主命
 延喜式神名帳の率川阿波神社である。宝紀二年(771年)阿波国から勧請したと伝わる。
 推古天皇元年に大三輪君白提が勅命により奉斎したと伝わる。

神奈備にようこそ