火幡神社
奈良県北葛城郡王寺町畠田640 ゼンリン



鳥居

交通案内
JR和歌山線畠田駅 西へ600m



祭神
『平成祭礼CD』天兒屋根命、息長帶比賣命、譽田別命、玉依姫命、天照皇大神
『社頭掲示、神名帳考証』火之戸幡之神



由緒
 延喜式神名帳葛下郡記載の火幡神社に比定。『新抄格勅符抄』では伊予国に神封十戸を与えられているが、伊予国での相当する神社が見えにくい。伊豫郡の高忍日賣神社は葛城の地に関係する神々が鎮座されているようだ。

 一時、大幡神社の名と推測されていたようだ。大畠村鎮座ゆえである。また江戸時代であろう正八幡と称されていた。これは石燈籠に残っている。

 社頭掲示では、平安時代前期の大同元年(806)に創建と伝わっている。その頃の祭神は火之戸幡之神で、神社付近には布織集落が多かったことを推察している。

拝殿


お姿
  社叢は深い。社域と森が混然となし、荘厳さを醸し出しているいい神社である。 水量の豊かな小川にそって西に登っていき、北へ折れた所に朱の鳥居があり、ここからは一直線で石段を登ると拝殿がある。鳥居を過ぎた所のも水の豊かな溝がある。

本殿 神明造三間社檜皮葺


お祭り
秋祭  7月14日

大和の神々
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