円成寺 春日堂・白山堂・宇賀神

奈良県奈良市忍辱山町

楼門 国重文


交通案内
奈良駅から邑地中村行きバス 忍辱山下車 mapfan

由緒

 万寿三年(1026年)命禅が十一面観音を祀る堂を建てたのが創祀。
 本尊の阿弥陀如来坐像は平安後期のもので重文。  
 本堂は桁行五間、梁間五間、表入母屋造、胴板葺、重文。

多宝塔本尊の大日如来坐像は安元二年(1176年)運慶の作で国宝


春日堂・白山堂


 安貞二年(1228年)春日大社の宮司であった藤原時定が旧社殿(多分摂社の)を寄進したと云う。 残っている全国で最古の春日造社殿、入母造、檜皮葺。棟木、千木、鰹魚木をのせ、蟇股、懸魚などは鎌倉初期の様式を示している。

春日堂 国宝

白山堂 国宝

宇賀神社殿は鎌倉時代に造られた春日造社殿の向拝を唐破風にしたつくり 弁才天を祀る。

宇賀神社殿 重文。

お姿
 境内入り口には勧請縄がつり下げられている。 鯉が泳ぐ池を左手に見ながら進むと右手に国宝の楼門が見えてくる。 浄土式庭園と云うそうである。

公式円成寺
大和の神々

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