手向山神社(手向山八幡神社)

奈良市雑司町手向山 mapfan

南側の鳥居

交通案内
東大寺と春日大社の間

祭神
品陀別命、足仲彦命、息長帯姫命、比売大神
摂社
若宮神社「大鷦鷯命」
若殿神社「菟道稚郎子」
高良神社「大伴建将」
住吉神社「三筒男神」

由緒
 大仏鋳造に宇佐八幡の神助があったことで、大仏殿の守護神として天平勝宝元年(749年)、宇佐から勧請されたもの。遷座の途中で平群郡にいったん迎えたとある。平群郡には八幡神社がいくつか鎮座しているが、跡地は知らない。
平氏のよって東大寺もろとも焼失さされたが、源頼朝によって東大寺再建の際、現地に遷座復興された。

 当社の祭礼は十月五日の碾磑会(てがいえ)で、八幡神を宇佐から迎えた神幸を再現するもの。

お姿
  若草山の北の手向山の西山麓に鎮座、本殿は入母屋造檜皮葺で、三間社を三つ接続している。


社殿



お祭り

 御田植祭  二月三日 


参考
平凡社 『寺院神社大事典』大和紀伊編
白水社『日本の神々』

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