葛城二十八宿 第二十四品


 岩橋山からダイアモンドトレールを通り、平石峠に出る。its-mo

 また、今回は逆順になるが高貴寺から平石峠に向かった。

 道案内の板には高貴寺から平石峠まで35分とあったが、それほどはかからなかった。 川沿いの道が延々と続く。昨夜雨でも降ったのだろう。湿っぽい雰囲気。 当たり前のことだが登り詰めると峠、その手前に経塚がある。

左は役行者像、右は不動明王。

妙音菩薩品第二十四之地

 道より5mほど高い台石の上に安置。経塚の周囲のみ杉の植林はなく、落葉樹など。

『葛嶺雑記』 嘉永三年(1850) 三浦茂樹 から

 平 石 峠 経 塚  河州石川郡石村の山上

 古記に随ひて和州より河内にいたらんと峠を十間斗下り、往来の左り手に有り。
妙   妙音菩薩品第二十四之地

千早ふる平石の山の広たわに経塚の名はかくもあるかな
 

 


参考資料  『葛嶺雑記』、『葛城の峰と修験の道』

葛城二十八宿

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