『平成祭礼データ』(平成七年)から
一宮神社略記
一、大宜都比売命 御別名 天石門別八倉比売命を奉祀する 衣食 農業 商業 開運の神で 又縁結び 安産の守護神と信仰する人が多い。
一、延喜式内大社天石門別八倉比売神社に充てられる古社で一宮大明神と奉称せられ 阿波国一宮 八倉比売命を祀るから明治維新まで八月八日が御祭礼日
神仏分離まで四国巡拝の霊場であった。
一、小笠原氏は 一宮城を構え 大宮司に任じ 蜂須賀侯も社殿を造営し 御初穂 御神馬を奉献 篤く崇敬した 氏子の尊崇は今に変らない。
一、一宮町の地名 一宮城の称等は 一宮大明神が千年の昔から此所に御鎮座ましますに由来すると思う。
一、春祭四月二日 秋祭十月十八日 新嘗祭十二月十八日
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