大麻比古神社
徳島市明神町6丁目2 mapfan

鳥居


交通案内
二軒屋 北東 600m


祭神
猿田彦命
摂社 地神社「地神五柱神」、和霊神社、厳島神社、天神社、稲荷神社、九郎兵衛大明神、伊助大明神

社殿

社殿内の猿田彦と宇豆女の面


由緒

 通称弥吉明神。承応二年(1653)創建。伊予河野庄より当国に来住し蜂須賀氏に仕えた者の倅の河野弥吉郎が名東郡一宮から大麻比古神社の御神体を迎えて河野家の鎮守としたと伝えられる。
 宝暦八年(1758)京都吉田家より大麻彦大明神の神号をうけた。
 『阿府志』には、「式内社麻能等比古神社の所在を「富田浦にあり俗に大麻比古大明神」としているが、創建の由緒からは考えられない。
 当社は延喜式内社の麻能等比古神社に比定されている。

春日造りの本殿


お姿
 延喜の時代には海か渚だったのではないかと思われる。地名の明神は当社から付いたようで、それまでは地名すらなかったのだろう。
 境内には楠大明神を初め幾つかの摂社が奉斎されている。

楠大明神


お祭り
  10月 22、23日 例祭

『平成祭礼データ』(平成七年)から

 承応2年河野弥吉郎年頭船祭として名東郡一宮へ門松をはやしに行く、かの山に御尊体あり奉載して帰り現境内地の大楠の処に奉斎す
以上

 『徳島県神社誌』、『平成祭礼CD』

神奈備神社一覧 西日本

神奈備にようこそ