天石門別豊玉比売神社
徳島市城内西南 mapfan

大楠


交通案内
徳島駅 東300m 但し回り道して下さい。


祭神
豊玉比売神社

大楠


由緒

 かってこの地の西100mの山裾に竜祠があった。これを式内社の天石門別豊玉比売神社に比定する考えがある。城山の地質は青石で晶質剥岩が層をなしており、いかにも天石門別に相応しいと云う。
 天石門別神は天照大神が隠れた天岩戸の神格化した神とされているが、櫛石窓神の別称で、太玉命の子に当たる。この神と豊玉比売神の組み合わせは阿波の忌部氏と海神族の安曇氏との結びつきを示しているようだ。

 この竜祠は国瑞彦神社に合祀されたようだが、現在はその痕跡すら判らない。

 現在では、大滝山の春日神社に、天石門別豊玉比売神社の祠が設けられている。

竜祠のあったらしい石垣の上


お姿
 城山公園の西南部にある。徳島駅の南側から公園に入ると博物館があるが、それの左側を城山沿いに歩くと大楠の根元が見える。竜祠の説明板もあり、見逃すことはない。

国瑞彦神社 稲徳島市伊賀町1丁目6 mapfan


国瑞彦神社のお祭り
 10月 24日 例祭

 『徳島県神社誌』、『平成祭礼CD』、『式内社調査報告』、『日本の建国と阿波忌部』

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