長野加茂神社
兵庫県姫路市安富町長野142its-mo

鳥居と社域

交通

　姫路から山崎や関行きのバスで長野または安志東下車

祭神
　別雷神

社殿

由緒

　創立は年代久遠。里人が古来より社伝として、大化元年（６４５）この国に公地公民法を取り入れたので、その租庸調に堪えかねて地域住民が話し合いの上、京都洛北の加茂大社にこの地うぃお寄進した。文治二年（１１８６９）の頼朝安堵状で明らか。
　当、加茂大明神は、林田の祝田社、室津の加茂明神社と共に、京鴨大社の播磨荘園として全国八十余ヶ所の神領にそれぞれ祀りし鎮護社の一つとして庶民の奉斉を受けた。
　室明神の縁起を『播磨鑑』によれば、寛平年間（８８６）以前とすれば、当神社も今より１１００年以前と推測されると言う。

　京の貴船神社からの勧請で、後に加茂神社と改名。貴船の水神は林田川の水量の乏しさ故。

遠景

お姿　

　当社は北面している。社頭掲示板によれば、元社とする室御厨に鎮座する加茂大明神を当社を通じて遙拝する故と言う。
　鳥居の横の石垣に栃尾水尾神社と彫られている。地図の制作者はこれを見て、当社を水尾神社と勘違いしているようだ。

お祭り　

　　　５月１５日 　例祭

平成祭礼データＣＤ　神社本庁