気多大社
石川県羽咋市寺家町ク1 mapfun
鳥居
交通案内
JR七尾線羽咋駅下車バス、タクシー、小生はレンタサイクルを駅で借りました。片道30分。
祭神
大己貴命
摂社
白山神社「菊理姫命」
若宮神社「事代主命」
奥宮社「素盞嗚尊、奇稻田姫命」
揚田神社「加具土命」
太玉神社「天太玉命」
菅原神社「菅原道眞」
奥津島神社「奧津嶋姫命」
印鑰神社「倉稻魂命」
大多毘神社「加具土命」
神門 ここをくぐるのに100円、由緒の巻物が頂ける。
由緒
能登国唯一の式内大社(名神大社)。
海上守護神として仰がれたようで、同名社で式内社として但馬国気多郡、越中国射水郡、越後国頸城郡(居多神社)、加賀国江沼郡(気多御子神社)、三代実録掲社として越前国、飛騨国(気多若宮神社)が鎮座している。主に日本海を中心に分布した鎮座の姿は当社と無関係ではない。
古い縁起によれば、孝元天皇の時、越中北島の魔王が鳥と化して害をなし、鹿島路湖水に大蛇が出て人々を苦しめた。この時、大己貴命が出雲国より三百余神末社眷属を率いて来臨し、これらを退治してこの南陽の浦に垂迹、天下国家君民守護の神として仰がれたと云う。
また古くから当社の本宮は富山湾側の七尾市所口に鎮座の気多本宮であると伝えられ、現在も三月には平国祭と称してこの神社への神幸がある。
拝殿
社殿
お姿
往古の境内地は数十万歩であったが、現在は一万二千坪、特に本殿背後の社叢一万坪は「いらずの森」と呼ばれる聖地で、タブ、スジダイ、ツバキ、ヒサカキ、ヤブニッケイなど亜熱帯性照葉樹林に覆われた原生林として国の天然記念物に指定されている。
椨桜(タブザクラ)とシロキクザクラなど珍しい木々がある。
その中に当社として最も重要視される奥宮が鎮座、巨石を積み石垣をめぐらして小祠が二つある。
本殿
奥宮
お祭り
3月 17日 平国祭
七尾御幸とも呼ばれた祭りで、春を告げる祭りである。行列は海沿いに北上し、本宮から内陸を通って大社へ帰還する。
摂社 太玉神社
平成祭礼データ
当大社は、氣多大神宮とも称え奉り、能登國一ノ宮として世に知られる北陸道総鎮護の御社であります。 御祭神は、大己貴命で世に大國さまと申します。
奈良、平安時代より、能登の国一の宮国幣大社(こくへいたいしゃ)として、世に知られ、創建二千年の歴史を今に伝えています。
若宮神社の御祭神はえびすさまと申します。
御社殿背後の森は、「いらずの森」と称し千古の歴史を伝える北陸随一の原始林であります。
以上 |
参考:『日本の神々8』白水社、『平成祭礼データCD』、『式内社調査報告』巻十六
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