鹿島神社
大阪府泉南市鳴滝11番地 its-mo

鳥居

交通

南海本線垂井駅 南東1200m



祭神

稲倉魂命



由緒

 創建年・由緒は不明。もと、近義村大字脇浜にあり、高神社に合祀されたが、その翌年の明治四十一年当地に遷座し、独立社となった。

 鹿島神社の祭神が稲倉魂命のみであって、武甕槌命などが見えないのが不思議である。脇浜の高神社には式内社の神前神社も合祀されており、祭神を少彦名命とか武甕槌神とするがよくわからないとされている。脇浜戎大社・高神社の祭神に高神や事代主神以外に武甕槌神があり、鹿島神社の遷座時に置いてきぼりになったのであろう。鹿島神社は地元の小祠の稲荷神が祀られたと云うことではなかろうか。

拝殿

お姿

 本殿は南面。だんじりが入るのであろうが、鳥居の前に高さ制限の金枠が置かれている。無粋。
 遷座100年も経っていないが、木々が大きく、豊富。本殿は外から回り込んだ後姿しか見えない。
 神木であろうか、楠木に注連縄が巻かれている。その木にさわって活力を得る方がおられるのであろう。

旧本殿


お祭り

 10月 10日 例祭

『平成祭礼データ』
鹿島神社 由緒書

 当社はもと近義村大字脇浜にあって、明治五年村社に列したが、同四十年九月十二日同大字の村社高オカ神社に合祀せられた。同四十一年五月十九日当所に転座して独立社となる。昭和六十二年十月本殿、拝殿、社務社、護国社、手水舎を新しく御造営され現在に至る。
以上

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