大鳥井瀬神社
堺市西区宿院町  its-mo

交通案内
南海本線堺駅 東800m南200m


宿院の住吉鳥居

祭神
弟橘姫命

由緒

  延喜式神名帳所載の大鳥井瀬神社である。
 『神祇史料』には、「今廃たり。旧址平岡村大明神山にあり。神供の古井猶山にあり。」として、社名を井戸に由来を求めている。また、堰に由来するとの見方もある。

 『大阪府史蹟名勝天然記念物』には、「堀上村役場の調査には、大字堀上にありて明治初年に大鳥神社境内摂社大鳥美波比神社へ合祀す。この説、従うべき歟。」と述べている。

 『大鳥神社流記帳』には、「川堰一所」とあり、「堰」と井瀬社は無関係ではなく、川堰の守護神として奉齊されたのが井瀬社とも考えられる。その川が石津川だとすれば、旧社地は平岡村に比定していい。
 大正十一年に大鳥大社から堺の頓宮へ遷座した。由緒は失われてしまったようだ。


お姿

  

 住吉鳥居の見事なお姿が美しい。社殿のある境内は駐車場化しており、折角の立派な狛犬も唐面からしか見ることができない。
 大鳥社との共用になっているようだが、説明書きが見あたらない。  

社殿




景色

お祭り

  10月 5日 例大祭




祭神 天照大神


神奈備にようこそ