波牟許曽神社
東大阪市長瀬町1丁目10-9 mapfan


鳥居

交通案内
近鉄大阪線長瀬駅 北西200m

祭神
 伊弉那岐大神、天照大御神、伊弉那美大神
配祀 素盞嗚尊、猿田彦大神、天鈿女命


神社と摂社の配置



由緒


 延喜式神名帳記載の河内国渋川郡の式内社で、古い歴史を持っているが、明治末期の神社合祀の際、近隣八社合併し、遷座して長瀬神社の中に入ったと言う。 跡地は昭和初期には数株の松の木が生えているのみの状態だったと言う。 由緒ある神社であることから、再度旧地に遷座して、社殿等が建立された。当社の旧住所表示は渋川郡北蛇草村字ケという。 蛇草はハミクサで神社名から地名になったようである。字の「ケ」がまた不思議な地名で、神社所在地には似合わない。

 波牟許曽のハムは蛇、コソは社との解釈が一般的なようで、日本古来の「蛇神」を祀っていたのであろう。 それが伊弉諾尊、伊弉册尊となっているが、大陸の大地母神が伊弉册尊のモデルとなっていると考えれば、不自然ではない。



お姿
 いささか殺風景な雰囲気の町中に鎮座、戦後のこの神社への思いを今に伝えているように思われるが、これを守っていってほしい。 神明鳥居から二の鳥居へ行く。参道の右側(東側)に摂社が並ぶ。何故か龍の文字が多い。



本殿




お祭り
 夏祭  7月22日、23日
 秋祭  10月23、24日


参考:『式内社調査報告第四巻』

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