細屋神社
寝屋川市太秦桜ヶ丘 mapfan

交通案内
京阪寝屋川市駅 打上川治水緑地の川向かいの北側

祭神
 星辰

境内の説明



由緒
 延喜式神名帳の河内国茨田郡の細屋神社の後裔社とされる。 現在の鎮座地は旧讃良郡秦村になり、遷座して来たものと思われる。 遷座しているとの傍証は現在地は平地の真ん中になるが、往古の神社の立地は山裾や小高い所が神の坐す所であり、式内社であるとするなら遷座したと見るべきだろう。 『大阪府神社史料』によれば、旧地は門真村三番字細屋としている。

 『日本の神々3』で大和岩雄氏は「讃良郡の大領であった呉国王孫皓の後云々の茨田勝にかかわると指摘している。 また同氏はこの神社を星屋と称していること、秦氏特に鍛冶匠には天体崇拝思想が強いことから、この神社の祭神を星辰と見ている。境内案内板には、天神、星屋、星宮と記されており、日月星辰の運行を司ってこの地域の農業豊饒の守り神として祭祀されたのもとしている。


お姿
  覆殿の中に小祠が置かれている。僅かな鎮守の森が残っており、境内の樹木や草を刈り取ると腹痛を起こすとされている。
 打上川の南側には桜ヶ丘の河川公園がある。神社の住所は桜ヶ丘で飛び地になっている。

鳥居と社殿


お祭り


『日本の神々3』 白水社
『大阪府神社史料』

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