御机神社
大阪府四条畷市南野6-12-1 ゼンリン

社叢

交通案内
JR学園都市線四条畷駅 北東 1km


祭神
素盞嗚尊 もしくは天津彦根命 実際は水神
摂社 神明社、稲田社、水神社、藤木社

鳥居と拝殿


由緒
  河内国讃良郡の式内社。旧社地は東500mの室池の近くにあったと云う。室池は当地の水源地でもあり、また『延喜式』にある「讃良郡讃良氷室一所」とあるのが室池である。そういう意味で水神が祀られていたとされる。

 近世、牛頭天王社と称したようで、祭神を素盞嗚尊としているが、信長の兵火を逃れる方便だったのかも知れない。明治になって旧社名に復した。

 『新撰姓氏録』皇別に、「河内国天孫 津夫江連天津彦根命之後也」とあり、机は津夫江からの転訛と見なして、祖神を祀ったものとの見解もある。(四条畷市史)

明治十四年再建の流造の本殿

お姿
 四度の遷座で現社地に鎮座している。偏見かも知れないが遷座を繰り返している神社ほど、神霊の勢いが薄まっているように思われるが、等々と流れる水音と鬱蒼たる社叢がそれを思わせない雰囲気を醸し出していた。


お祭り
 10月 9日、10日 例祭


『日本の神々3』『式内社調査報告』『平成祭礼データ』

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