和多都美御子神社
対馬市豊玉町仁位字桜町1416番地 its-mo

鳥居

交通案内
  対馬空港より仁位まではバス。仁位のバス停から神社まではタクシー5分。



祭神
 彦波瀲武鵜鵜草葺不合尊、神武天皇、應神天皇、菅原道眞

境内へ相当な登り

拝殿 狛犬に注意

由緒
 延喜式内社の和多都美御子神社の論社。元は天神社と称し、『津島紀事』には、「貞和五年(1349)筑前国太宰府より天満宮を勧請す。後当宮に合わせ祭る。然して此の宮を天満宮と称す。」とある。

 「社頭説明板」から
 当社は任明天皇の承和七年(840)に官社となり、延喜式神名帳に名神大と記載された名社である。
 貞和五年(1349)筑前国太宰府より天満宮を勧請す。後当宮に合わせ祭る。
 当社はもと天神宮と称していたもので明治初期に和多都美御子神社と改称したけれども和多都美としての由緒はないのである。しかし天神宮時代の当社は木坂八幡宮・府内八幡宮につぐ社格を有しその祭礼には藩主の御名代が参詣するする名社であった。往年の仁位祭りとは和多都美宮でなく天神宮であったのである。
境内社
 宝満神社 豊玉姫命、玉依姫命、豊姫命
 南護神社 道主貴命、瀧津島姫命、湍津島姫命、市杵島姫命
 新霊神社 神武天皇ご兄弟神

本殿

猿に似た狛犬


お姿
 田舎の狭い道の行き止まりのような場所の山腹に鎮座している。 石段の長さは海神神社の1/3程度であるが、きつい登り。天満神を勧請する以前からの祭祀があったように感じる立地である。



お祭り
    旧暦 8月 23日 〜 8月 25日  例大祭

参考 『式内社調査報告』、『平成祭礼CD』

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