猪田神社
三重県伊賀市下郡591 mapfan

鳥居

交通案内
近鉄伊賀線依那古駅から西に15分 やや南へ



祭神
猪田神 合祀神多柱

慶長九年(1604年)再建の本殿と側面の絵


由緒

 延喜式内社の論社。背後の丘陵に背中合わせで鎮座する猪田神社が論社。共に古い伝承を持つ神社のようである。
 猪田の地名は『和名抄』にも伊賀郡猪田郷とある。田園地帯の産土神として信仰されて来たようである。

 神社は神奈備山の端山に鎮座、良い立地に思える。
 神社から東に200m程度おきに土壇があり、木がはえている。 奈良県山辺郡都祁村白石に鎮座する國津神社へ雄神神社方面から点在する「休んば(田の中の叢)」のように見えた。 二箇所を確認したが、三箇所目は消滅、四箇所目は崇恩寺となり、五箇所目は木津川となる。木津川にみあれした猪田神を神社に迎えた跡ではなかろうか。

鷺の森 神の休んば?


お姿
 本殿はかなり上に建立されている。石段が続いている。 杜の木々が多く、背後の神奈備山には古墳や経塚が多そうだ。

本殿説明


お祭り
  4月28日 10月28日 例祭

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