長倉神社
三重県四日市市大矢知町2730 mapfan

道ばたの鳥居 山麓の鳥居
 


交通案内
三岐鉄道 大矢知駅 南800m



祭神
 應神天皇
 合祀 木花之佐久夜毘賣神、大山祇命、高オカ神、天照大御神、倭姫命、宇迦能御魂神
摂社 豊栄大神

拝殿


由緒

 朝明郡の延喜式内社の長倉神社の論社の一。
 鎮座地は大矢知村久留部谷で、産土神八幡宮として尊信を受けてきた。創祀年代や由緒は不詳。
 長倉神社の他に井後、桜、斎宮、山神二坐の神祠があった。すべて長倉神社に合祀されている。斎宮神祠は天武天皇が天照大神を拝んだ迹太川遙拝所跡。

 大矢地の青木山から銅鐸二基が出土している。多氏や船木氏のにおいの強い土地で、銅鐸の出土の山も青木山、これは青、多に通じ、近くの耳常神社や太神社に祀られている神八井耳尊の末裔に多い名。

本殿


お姿

 山腹に南面して鎮座、四つの鳥居をくぐって拝殿前に至る。ここも幅の広い拝殿である。
 山神と刻んだ石体とたぶん性神。元々村落の入り口に祀られていたものが、明治末期の神社整理時に境内に持ち込まれた場合が多いようだ。
 拝殿前の高くなった聖域らしい一画がある。石灯籠に注連縄がかかっていた。

山神   聖域
 


お祭り
  10月15日 例大祭

参考 『式内社調査報告』、『三重県神社誌』

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