牛庭神社
三重県松阪市下蛸路町1281 mapfan

南側の鳥居 東側に山神の石が並ぶ。

交通案内
紀勢本線相可駅 北2km


祭神
素盞嗚命、庭高津日命、大山祇命、天之忍穗耳命、大山咋命、火遠理命

北側の参道


由緒

 伊勢国多気郡の延喜式内社の牛庭神社の論社の一。「ウシニハ」の訓。現在は「うしば」。明治三十年までは牛峯神社であったが、牛庭神社と改称している。論社としての根拠は薄い。

 『当社旧記』に、「牛庭神社但し牛頭天王は犬も当社前なる野を牛飼場という往古里人此野に牛を放ち飼いせし由依之牛庭神社と云う即ち神池より里人不漁 若し犯す牛は祟りありと云う」と記している。国道42号線の東側の森の北端に鎮座しているのだが、南端には上池があり、放牧場としてはよさそうだ。
「但し牛頭天王は犬も」の意味は不明。

境内の山神の石と社殿

本殿


お姿

 多気郡の神社を巡ったのだが、やっと神社らしい神社に巡り会った気がする。北側の鳥居をくぐって境内の森に入ったのだが、参道は歩くのがもったいないような苔むした道であった。おそらく氏子さん方は南側から御参りされているのであろう。苔の道はマレビトの道とすれば、すごい歓待だ。


お祭り
  7月 15 例祭

参考 『式内社調査報告』、『三重県神社誌』、『平成祭礼CD』

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