福王子神社
滋賀県大津市南志賀2丁目19-1 ゼンリン

鳥居


交通案内
京阪坂本線南滋賀駅 西へ300m


祭神
紀貫之公

本殿


由緒

 平安朝初期の最も優れた文学者で三十六歌仙の一人、「古今集」の代表歌人で、選者。大和の守紀望行の二男に生まれる。延長八年(930)正月、土佐の守となり赴任、承平四年(934)十二月任を終えて帰京の途、「土佐日記」を紀行、翌年十二月に入洛、その徳を慕いて一小祠を建て神霊を鎮め祀る。その後この地に勧請せらる。承応六年(1657)に再興。
 藤原時代の歌人にして、「古今集」の選者、「新撰和歌集」を著した。
 晩年比叡山中腹裳立山に幽栖す。勧請以来千有余に当たり、昭和二十七年近府県の歌人関係者に呼びかけ、全町民挙げて千年記念奉祀大祭を斉行した。
小倉百人一首
 人はいざ 心も知らず ふるさとは 花ぞ 昔の 香ににほいける
   社頭掲示

本殿


お姿
 正興寺の鎮守のような建て方。本殿背後や左側は寺の境内。
 境内には古墳時代後期(6世紀後半)の群集墳がある。この古墳群は横穴式石室をもつ15基の円墳からなる。発掘調査された7基は直径10メートル前後である。多くは石室が露出したままである。

正興寺

お祭り
  10月  16日

参考 『平成祭礼データ』

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