滋賀県高島市安曇川町田中1882-1 mapfan
継体天皇の母の振姫の御所とされる産所と呼ばれる地に鎮座していた三尾神社は、当神社の境内に遷座し、摂社となっているとされる。この三尾神社には『秀真伝(ホツマツタエ)』が伝わっていたと言う。 当社の由緒は『平成祭礼データ』によれば、以下の通り。
ホツマについては詳しくはないが、「ほつまつたゑ」を見てみても、由緒のような記事は見つけられなかった。いずれにしても、三尾神社の遷座先としての伝承が当社の由緒であって、境内にも、素盞嗚尊の歌碑があり、「八雲立つ・・」の紹介と素盞嗚尊が大蛇を退治したことが述べられている程度。 この地の湖岸には船木と言う地名がある。ここの摂社に手力雄神が祀られていた。この神は伊勢の船木氏の祖神であるが、当地の船木にも痕跡があるとすれば、手力雄神社の存在だろう。
天迩伎志神社武八幡神社合殿社(向かって左)と三尾神社 手力雄神社 磐座 参考 『猿田彦と秦氏の謎』 、『平成祭礼データ』 |