近江 甲賀 滋賀県湖南市石部東8−4−1 交通 祭神 由緒 越前國今立郡(福井県鯖江市磯部町)の石部神社の祭神が吉日古命、吉日売命(エヒコ、エヒメ)となっている。多気連が祖先を祭ったと言う。『倭姫命世記』十八年に記されている。 当地は交通の要衝で、後世は石部宿と呼ばれており、伊勢への道筋であった。倭姫命の巡幸路としても登場し、活目入彦五十狭茅天皇(垂仁天皇)の四年、淡海国甲賀の日雲宮に遷り、四年間奉斎。とある。甲賀郡には日雲神社は三座鎮座、石部、磯部、多気、吉日古命、吉日売命との連想も働く。 当地や当地一帯の野洲などから多くの銅鐸が出土している。即ち銅鐸祭祀氏族の居住地であり、所謂天孫族以前の祭祀が行われていたようで、倭姫になぞらえるよりは、国津神系統の祭祀だったのであろう。 お姿 お祭り 参考 |