蛭子神社
神戸市兵庫区西柳原町5-20 地図

北向きの鳥居

交通

JR兵庫駅 東へ5分



祭神


蛭子命、大物主命



神楽殿

由緒

 往古、蛭子命天磐[木豫]樟船に乗り、淡海島より津国に遷り、後に西宮に遷座し、一社が創立された。
 その昔、毎年八月二十二日には、西宮神社の兵庫までの神幸の渡御が行なわれた。往路は海上二十粁を兵庫津和田岬まで渡御され、還幸は陸路西宮内町を通って西宮へ還られた。その当時の当社の社地は西宮内町にあり、神輿の行在所となっていた。後に現在の柳原の地に遷座し一社として創建された。



拝殿

お姿

 鳥居を入ると左側にえびす像が置かれている。手水舎の左側に水神社が鎮座、創建年代は不詳だが、古い時代より雨乞いの祈願がなされていたと言う。さらにその西側に稲荷神社が鎮座、宇迦之御魂を祀る。
 境内には大きい木は少ないが境内の周囲に木々が植えられている。



本殿


お祭り

 4月 10日  例祭



えびす像    水神社
  

『平成祭礼データ』から



 福の神として、古くから崇敬されてい蛭子神社(神戸柳原のえびすさん)は、人口一三〇万人の神戸市の中で、歴史と、伝統のある兵庫の地に、戎の社として鎮座している。
 その御鎮座の年代は詳らかではないが、社記によると、往古、蛭子命天磐KUSU船に乗りて淡海島より津国に遷り、後に西宮に遷座し、一社が創立された。その昔、毎年八月二十二日には、西宮神社の兵庫までの神幸の渡御が行なわれた。往路は海上二十粁を兵庫津和田岬まで渡御され、還幸は陸路西宮内町を通って西宮へ還られた。その当時の社地は西宮内町にあり、神輿の行在所となっていた。後に現在の柳原の地に遷座し一社として創建された。
 光格天皇の御代には奉幣御勅使の代参もあり、その御神徳は日増しに高く、福徳守護の神として。御神威は年と伴に津々浦々に拡がっている。
以上

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