神明神社
神戸市兵庫区西宮内町1-3 ゼンリン


全景

交通

新開地南東600m


祭神


天照大神、豊受大神 配祀 猿田彦大神、大物主命
 摂社 神明稲荷神社 宇迦之御霊命

鳥居と拝殿

由緒

 当社の御祭神は伊勢神宮から勧請し兵庫大仏で有名な能福寺の守護神として鎮座していた。神仏分離以降、兵庫の町の守護神として神明町に鎮座し、祀られていた。
 その起源は文献上残っていないので不明であるが、兵庫津の七社の一でありかなり古くから此の地に鎮座していた。
 元禄五年(1692)の『神社改帳』では、神明の宮二社即ち
     一、東の方社  外宮
     一、西の方社  内宮
 と記され、伊勢神宮と同じ形式の二社が祀られていた。
 兵庫は平清盛公によって大輪田の泊が大改修されて以来、瀬戸内の要港として多数の海運業者が集まるようになり、現在合祀されている海上安全の守護神(猿田彦大神)が合祀されたのもこの頃であると推測される。
 江戸時代には能福寺とも関係があり、寛永年間(1624〜44)には、同寺が宮守として奉仕していたとの記録がある。

お姿

 街角の小祠。西南向き。
 狭い掲載に神明稲荷社の祠も鎮座。伏見稲荷からの勧請。


お祭り

  5月 最終日曜日 例祭

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