溝咋神社
大阪府茨木市五十鈴町十七 mapfan



一の鳥居からの参道は松並木が長い。


交通

阪急茨城駅 阪急バス鳥飼大橋方面行き二階堂下車北へ500m



祭神

本殿  媛蹈鞴五十鈴媛命、溝咋玉櫛媛命
相殿  三島溝咋耳命、天日方奇日方命、素盞嗚尊、天児屋根命

摂社
事代主神社
天照皇大神社
保食神社
手力雄神社
木花開耶姫神社



二の鳥居

由緒

 『日本書紀』によれば大和を平定した神武天皇が正妃を立てようと思い貴族の女子を探した。 ある人が奏して「事代主神が、三島溝咋耳神の女ー玉櫛姫と結婚して生まれた子を名付けて、媛蹈鞴五十鈴媛命といい、容色すぐれた女子です。」 と云う。媛蹈鞴五十鈴媛命を召して正妃とされた。と記されている。

 『古事記』では大物主が玉櫛姫を見そめて、媛蹈鞴五十鈴媛命が生まれることになっている。

 当社の祭神は『日本書紀』の神々に該当する。ここ三島地方の豪族であった溝咋一族と進出して来た葛城の鴨族との結合があり、その勢力は淀川北岸に根付いていたのであろう。

 溝咋から水田に水を誘導する溝の側の杭とする説明や、鴨と喰いとで、稲田の中に鴨を放つ農法など諸説がある。

 摂津国嶋上郡の式内小社。



拝殿

お姿

 一の鳥居からの参道は松並木が長く続く。社域は1800坪、木々が多く育っている。
 摂社の社殿はそれぞれ大きい。



社殿


お祭り

  5月 9日
 10月14日

参考 『式内社調査報告』『日本の神々3』

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