努能太比売神社跡
大阪市住吉区杉本町2丁目17 ゼンリン



杉本町会館と神社跡の碑
 

交通

地下鉄御堂筋線我孫子駅 西南700m



祭神

努能太比売神

由緒

 摂津国式内社。明治四十年に大依羅神社に合祀され、相殿神として祀られている。

 努能太比売神は「沼の田」と志賀剛氏は一体が低湿地を干拓した水田の守り神とされる。 鎮座地の隣に野々太池があったと云う。現在は住宅地の中。
 真弓常忠氏は『廃絶式内社調査報告1』で、農耕祭祀における水辺の巫女の神格化と見ておられる。



杉本町会館内敷地内北東部の石燈籠跡



杉本町会館内敷地内北東部の解体された石燈籠

お姿

 大きい楠木が神社跡であったことを語っている。庭の一画に小さい石燈籠が二基残っていた。忠魂碑の残骸もあった。



石燈籠 文政十三年八月庚寅(1830)天照皇太神宮と刻まれている。



楠の木 平成十六年秋に倒壊の恐れ有りと石燈籠を解体。2ヶ月前に発見できていれば、立っている燈籠にであえた所。残念。

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