小戸神社(おおべ)
兵庫県川西市小戸1−13−17its-mo
鳥居
交通
川西能勢口駅 東 400m
祭神
大山津見尊、素盞嗚命、天兒屋根命
由緒
『摂津名所図絵』には小戸天神と称す、とある。 猪名川の西岸一帯の産土神として崇敬を受けて来たとある。
当鎮座地は猪名川河畔の低層地であり、往古より此の地に鎮座していたのか疑問と『式内社調査報告5』にある。東に釣鐘山の山麓にあったとの口伝があるそうだ。
社殿
境内に白竜神社が鎮座、この説明によれば、源満仲公が住吉神社の返橋の上から神矢を射た。九頭の竜の一頭に当たり、死んだ。そこに九頭大明神が祀られた。他の竜で鶯の森に昇った者は天王宮、中橋西側に昇った者は白竜大神となったと言う。
この白竜大神を祀っている。
白竜大神
お姿
境内にボール遊び禁止の看板があり、さらにゴルフの練習禁止の看板が見える。この程度の面積の神社でゴルフの練習とは信じられないことだが、近隣住民のマナーの悪さ、民度の低さを神々も嘆いていることだろう。子孫の犯罪とかの災厄に供えて下さい。
川西能勢口から能勢電沿いに行くと鎮座、堂々たる神社である。白竜大神の神木の楠木は有名。
景色
お祭り
10月18日 例祭
参考 『式内社調査報告5』
『平成祭礼データ』
創立年代は不詳なれども、当小戸神社は応神天皇の皇子大山守命の後である榛原公の一族に因って始めて小戸神社を祭祀せしものか、古事記の応神天皇の段に曰く「即詔別者大山守命爲山海之政大雀命執食国之政以白賜云々」とあれば、大山守命は諸国の海人部、山守部の統領なればその子孫たる榛原公も山守部として当地に来てその職当山守部なるが故に、大山津見神を奉齋したものであり、明治六年八月村社に列せられ、昭和四十二年社殿改築し現在に至る。
以上 |
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