須久久神社
大阪府茨木市大字宿久庄1760番地mapfan



鳥居

交通

茨木駅からバス鳥羽下車東200m他



祭神


速素盞嗚尊、稲田姫命
創建由諸には大中臣清麿が住居付近に祖神を祀るとすれば、天児屋根命であろう。


由緒

 摂津国嶋下郡の式内社二座の内の一座とされる。 『神宮雑例集』に「天平十二年(740)、春日御社奉遷寿久山社、是右大臣大中臣清麻呂郷致仕籠居島下郡寿久郷之間、住家近所奉崇也」とあって、大中臣清麻呂が引退後の住居の近くに春日大社から勧請したと言う意味。
 もう一座は茨木市清水2-10-1の春日神社とされる。

 この付近一帯は後の藤原氏の本貫であり、鎌足の古墳も存在する。物部氏の祀る新屋天照御魂神社の分布と交差しているほどに、藤原氏と物部氏との近い関係が見える。



社殿
 

お姿

 天王山往生寺の上側に鎮座、神宮寺だったのかも知れない。 平成の元年頃に社殿は再建されているようだ。裏山を背に南面する。 往年は松樹が繁り、鳥居が見えにくい程であったと言う。今一の鳥居は民家と畑の間に取り残されている。 一の鳥居の南側に石塔があり、南無法蓮華経、両側に鳥羽大善神、小盛り大善神と刻まれている。



石塔


お祭り

 

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