熊野神社
群馬県太田市熊野町23-25 ゼンリン



鳥居



交通案内
太田駅より 北1km

  

祭神
主神 櫛御氣野命、大谷津姫命、抓津姫命



由緒 

 創建年代等は不詳。この地域は弥生時代の遺跡は希薄であるが、 古墳時代以降は多くなる。

 神社は八王子丘陵の麓に鎮座。八王子丘陵からは埴輪の窯跡が出土している。古代武士埴輪が有名である。
 神社の祭神の櫛御氣野命はまた家津美御子命とも称され、豊饒や食物を司る神とされる。 大谷津姫命は多くは大屋津姫命と記され抓津姫命と共に紀ノ国の樹木神である五十猛命の妹神とされまた素盞嗚尊の御子神である。 この三兄妹の神々は共に祀られていることが多い。
 紀ノ国の熊野本宮神社では家津美御子命は素盞嗚尊の別名となっている。素盞嗚尊、櫛御氣野命、家津美御子命、五十猛命などは同一神であり現れ方で呼び方が違うとの理解であろうか。

 境内記念碑によれば、「元久元年(1204年)出羽の修験者小坂上人により御遷座されたと言い伝えられています。」とあることが、神奈備写真掲示板に投稿があった。


お姿
 太田駅から平和通りを北に向かう。八王子丘陵にかかる所に熊野神社が鎮座している。 参道の巾は広い。拝殿の前に大きい石が立てられている。これも由緒不明である。
 太田駅の南側には伊佐須美神社、江文神社が鎮座、また北側の金山丘陵には新田神社が鎮座している。明治8年の創祀である。



拝殿





お祭
夏大祭 7月第三日曜日 2日間
秋大祭10月中旬日曜日 1日間


群馬の五十猛命
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