伊太祁曽神社
岐阜県高山市丹生川町池之俣口川ばた6 its-mo



交通案内
高山−平湯温泉バス 旗鉾下車 北側から橋の下の通り池の俣川沿いに南東へ2km

 

祭神
五十猛大神



由緒
  創立年代は不詳。往古は乗鞍大神を鎮祭し、産土神として崇敬した。古来旗鉾大神宮の奧の宮とも称して来た。例祭は九月十一日。境内には天照大神を祭神とした神明社があった。祭礼には転出した旧氏子が帰郷して神事に奉祀していた。



お姿
  当地は「平家物語」で知られる名馬池月・磨墨の産地と伝えられる。
 木製の鳥居、上部に苔がむしている。人里離れた林の一角に鎮座、現在は乗鞍本宮に合併されて廃社であるが、社殿、摂社などの建物は残っており、摂社の中には石の像も放置されている。
 過疎の村の鎮守の末路であろう。


円空の男女神像




宗教法人合併公告

このたび左記のの通り宗教法人(乙)伊太祁曽神社を宗教法人(甲)乗鞍本宮に合併することになりましたので宗教法人法第三十四条第一項(及び第三十六条において準用する第二十六条第二項)の規程によって公告します。

平成二年三月二十日

岐阜県大野郡丹生川村大字岩井谷字乗鞍岳1224番地
宗教法人(甲)乗鞍本宮 代表役員宮司 ○○○○

岐阜県大野郡丹生川村大字池の俣字口川ばた五番地
宗教法人(乙)伊太祁曽神社 代表役員宮司 ○○○○


氏子崇敬者その他利害関係人各位
右の件について異議のある債権者は平成二年六月一日までにその旨を申し述べて下さい。
宗教法人法第三十四条第三項の規程によって催告します。

債権者各位



上記の内容の張り紙が残っていた。写真社殿左側の白い紙





参考 飛騨の神社 平成祭礼CD 円空と瀬織津姫

飛騨の五十猛命
五十猛命ホームページ

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