嘉羅久利神社
島根県安来市広瀬町広瀬364 its-mo

交通案内
JR 安来駅からバス広瀬行き広瀬 西北へ500m、北へ1.5km

祭神
素盞嗚尊、韓国五十猛命

鳥居

由緒
 出雲国風土記意宇郡記載の佐久多神社(同社韓国伊太神社であると思われる。 佐久多神社は上来待本宮神社に合祀されたと加藤義成氏の『出雲国風土記』の解説に記載されているが、諸説ありそうである。 例えば『日本地名学研究』(中島利一郎氏)には、「嘉羅久利神社を佐久多神社の同社坐韓国伊太神社(からくにいだて)の訛、加栗神社とも呼ばれた。」と記されている。 確かに、この神社の祭神名は韓国五十猛命となっており、韓国伊太神を表現したものと思われる。 一方、上来待本宮神社とは距離がありすぎるのではないかと思う。

 『神国島根』によれば、「天明元[1,784]年源近義公神告を受け社殿を三笠山頂より現在の鎮座地三笠山麓に移し修復の上二柱の神造を刻し奉納せらる。」とある。

拝殿

お姿
 三笠山の麓、中央運動公園の北側に鎮座、遷座してようだ。
 ひっそりと鎮座している。社域は小さいが決してみすぼらしい雰囲気を与えない神社である。

本殿

お祭り

例大祭 十月二十四日


h13.9.23

出雲の五十猛命
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