立神社(たて)
交通案内 紀勢線 天王寺→和歌山→箕島 有田川を渡り、東へ有田湯浅線沿い 徒歩15分 祭神 大屋彦神、國常立神、伊弉諾尊、伊弉册尊 摂社 熊野社 早玉男命、 熊野皇子櫛御食野命 由緒 鎮座の年代は不詳。大屋彦命は素戔嗚尊の御子、五十猛命の別称とされている。神社の巖下は深淵で、その上に数丈の奇巖を立石と言い、立神の名はここから付いたとされる。 水主神を祀ったと言われている。 また國常立神を祀る意味は、より古い根元神が先に祀られていたのを、名をこの様に変えて置いたとの説がある。 荒吐神(アラハバキ神)の様な古い神格を祀っていた可能性もある。 有田川を見晴らす立地から、航海、船の神の要素から、その材料の木霊を祀り、大屋彦命が祭神とされたのだろう。五十猛命は射楯の神であり、立に通ずる。 近くの山地遺跡からは銅鐸一個と銅矛六本が出土している。 お姿 落ち着いた雰囲気の社域は広く、槙、杉、樟などの大きい木々が目立つ。社殿、社務所は立派である。 お祭り 10月16日 例祭 紀伊国名所図会
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