新羅大明神
宇治市大字菟道 三室戸寺入り口

鳥居


交通
京阪宇治線三室戸寺 西1km ゼンリン

祭神
新羅明神(五十猛神)

社殿

由緒
 三室戸寺は明星山の北西部の山中にあり、観音菩薩を本尊とする。平安時代に天台宗の寺院として近江の園城寺の別院として創建された。従って、園城寺の新羅善神堂を勧請したもの。
 園城寺では、新羅善神堂の新羅明神については、『神仏図絵』に、「素盞嗚尊御子なり母は稲田姫尊、五十猛尊紀州名草の社、近江国新羅大明神是なり」とあると言う。新羅明神とは、須佐之男尊の息子、五十猛命のことだという。

お姿
 三室戸寺の入口にあたる料金所の向かいに鎮座している。門神のような扱いである。

お祭り 

『寺院神社大事典山城』平凡社

京都山城の神々

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H20.12.20