五條市黒駒町376 落杣神社ゼンリン 交通案内 奈良県 五條市 黒駒 大和二見駅から西に行き犬飼から紀ノ川を渡る。左側の山 祭神 井上内親王
1238年嘉禎4年2月、吉原・牧野両豪族の論争がきっかけとなって宮分けが始まります。 御霊信仰が、盛んになり、宇智郡一円の氏神として、信仰をあつめるようになると、身近な所に御霊さんをお祭りしたいと願うようになってきた為、宮分けがすすみました。 現在五條市内に祭祀される御霊神社は20社にのぼります。 当黒駒町に鎮座する御霊神社は、1238年、最初に宮分けがおこなわれた11社の内にあります。 当地に伝わる宮分け伝説によると、「阪合部地区の氏子は、当初犬飼に分祀する予定であったが、黒駒の落杣神社のあたりまでお渡りしてくると足が動かなくなり、この地に祀るようにと言う神意であろうと考え落杣の森にお祀りすることになった。」と伝えている。 大屋比古神社 五條市山陰町220 ゼンリン 御霊神社の南1km程の山陰(やまかげ)に大屋比古神社と五社神社、八坂神社、宝木神社、厳島神社が合祀されていた。 それが更に御霊神社・落杣神社の摂社となった。境内には摂社が幾つかあるのだが、残念ながら神社名は消えてしまって現在判読できるのは猿田彦社のみである。 山陰には「山陰町今昔誌研究会」による山陰史跡略地図が道端に掲示されており、上記の山陰の各神社の合祀社跡の場所が判る。 山陰町220の金剛寺に隣接した粗末な建物の中に合祀社の神殿が残っている。 地域の人々の心にそわない御霊神社への合祀であったように思われる。 なお大屋比古神社の祭神は大屋比古神(大綾津日神)と記されている。 お姿 大和二見駅から西に行き犬飼から紀ノ川を渡る。富貴方面へのバス道である。このバスは一日3便である。犬飼は狩場明神に通じ、富貴もまや丹生都比売神に通じる。ここも下流に五十猛命が祀られている。 神社は小山の頂上に鎮座、木々に埋もれている。楠、杉、檜などが目立つ。 お祭り 例祭 10月23日 |