杉山神社
横浜市都筑区大熊町497

交通案内
市営地下鉄3号線新羽駅 西南西1200m ゼンリン

祭神
日本武尊、天御中主命、イザナギ命、イザナミ命、面足命、稲田姫命、天照皇大神
 白水社の日本の神々(谷川健一)11巻関東編によると、杉山神社の祭神として、五十猛命と日本武尊が多いとし、五十猛命は木の神・植林の神であることから杉山の「杉」に付会したもの、また日本武尊は関東に広い東征伝説に付会されたものとしている。 しかし、出雲族である杉山一族が移住したとの伝承もあり、彼らは開拓者の神五十猛命を奉じていた可能性も多く、鎮守の神に一族の名に付会した神を選択して、長くお祀りができるものだろうか。人間は祖先を選択できないように、神を選択できないのではと思う。
 また五十猛命の名と日本武尊の名を混同していった可能性もあろう。

お姿
  小高い丘にある。周辺は田園である。大熊郷の総鎮守である。神木は楠の木である。例祭は9月29日。


あかね台ネットから

御由緒

 創立年代不詳であるが往古より当地の鎮守として住民の信仰の中心となっている。  新編武蔵風土記稿に「村の南丘上にあり社二間に四間東向なり社前に石の鳥居をたつ」云々。  「熊野社」当社は承平年中 平将門宿願によりて不思議な悪夢を蒙り此の社に七日参籠せる夜 不動閻浮檀金の観音を授かり夫より将門威勢盛になりとぞ」云々とあり。
 明治六年村社に列し同四十二年六月村内の熊野社、面足社、御歳社を合併 後神明社をも合併した 大正十一年九月神饌幣帛料供進社に指定される。
 氏子の崇敬すこぶる篤く五穀豊穣 産業発展 家運隆昌 厄難消除等の神として霊験あらたかな尊神であります。
  以上


武蔵の五十猛命
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