池内権現宮(五十猛神社)
香川県高松市香南町池内 mapfan

遠景 向かって右は小田池


鳥居

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交通案内
高松駅から北田原行きバス 北田原下車東すぐ


祭神
五十猛命

境内摂社 白鳥神社「日本武尊」


由緒
 冠纓神社の境外摂社。
 岡館四方権現の一社として細川頼之の創祀と言う。頼之は14世紀後半の南北朝時代から室町時代の武将。室町幕府の管領。四国地方で南朝側と戦う。幼少の足利義満を補佐し、南朝との和睦を達成した。
 頼之は岡館にいて四国を治めていたことがある。其の四隅に鎮守祠を立てた。距離は各一里(約4km)、当社は岡館の乾(北西)に当たる。艮(北東)は川東村祈雨神社、坤(南西)は由佐池谷神社、巽(南東)は川東村山神社なりといふ。

社殿




お姿

 小田池の西側に鎮座。当地は良質の粘土質の地で瓦の製造が行われていた。また甘蔗や綿の栽培が行われた。  466坪。

本殿




お祭り

祭   


『池内権現宮拝殿改築碑』から
 五十猛神社(池内権現宮)
 本宮の御祭神は五十猛命、農耕と樹木の神にて古に池内氏神としてお祀りし恒に天下太平五穀豊穣を祈願し奉れり。
 叉本宮は、池房権現と稱し後には蔵王権現と名づけられ、その霊験を顕されしと伝えらる。
 承平年間(931〜)細川頼之公が由佐岡に居館を築き、一里四方に守神を祀りし乾角の権現宮にして武将の崇拝されしお宮なり。
 ご神殿は、弘化四年(1847)里人の信仰で造営されしが、当時の拝殿は伊勢湾台風で倒伏し今ここに改築の運びとなれり。
 昭和五十九年九月吉日 香川県の神社 から
       

五十猛命ホームページ
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