一王子神社
岡山県倉敷市二日市449 ゼンリン


鳥居



交通案内
倉敷駅 南東2.2km 倉敷ー茶屋町バス 西帯江から西へ400m



祭神
五十猛命
摂社 荒神社「素盞嗚尊」


由緒
 この一帯は吉備の穴海と称され、瀬戸内海が深く湾入した多島海域であった。穴海の遺跡は周辺至近に在り、現在の平地はほとんど海であった。
 古く平安時代から信仰の山であった福山に福山寺が建立され、この寺の守護神として一王子神社は創祀された。 神社入り口の説明板には五十猛命を「いそたけ」とふりがながある。玉野市広岡の五十猛神社も同じよみであり、 この神社からの勧請かもしれない。吉備と出雲とは行き来が多く、出雲の五十猛命は「いそたけ」とよまれる事が多いので、出雲系の五十猛命を勧請したのであろう。



お姿
 穴海の北岸は福山(標高300m)東西の山麓であった。ここは山陽道を眼下に瀬戸の島々を見遥かす要地であった。 福山寺の一坊が駕竜寺で、明治の神仏分離で独立した神社となった。しかし何となくお寺的な雰囲気が残る神社であり、山門なども残っている。 境内には杉の木々が多い。


本殿と荒神社



祭り
春季例大祭   5月 4日,5日
夏季例祭    8月 1日 輪くぐり
秋季例大祭  10月第二土曜日日曜日

五十猛命ホームページ
神奈備にようこそ