青江神社
岡山県倉敷市酒津2149 ゼンリン


交通案内
倉敷駅 北西2km 倉敷ー矢掛行きバス 酒津水門すぐ

祭神
五十猛命、素戔嗚命、金山彦命、金山姫命


由緒
 王子権現と云う五十猛命を祀る神社である。素戔鳴命、五十猛命は昔から津(港)の神、岬の神であったと伝えられる此地の守護神である。 金山彦神、金山姫神は、製鉄、治金の神として、鎌倉、室町期に栄えた青江鍛冶の守護神であったと伝えられている。 吉備の穴海と呼ばれた地域で、瀬戸内海が深く湾入した多島海域であったものと思われる。酒津の名は船着き場である。 五十猛命は木の神、浮き宝の神とされ、これは船の神を意味する。
 真金吹く吉備の中山と云われた吉備は古代日本の金属採取のトップシェアを占めていたと云われる。 「穴」と云う言葉には金属採取を表現した意味もある。

お姿
 高梁川沿いの小高い丘に鎮座、その東の丘の上のは白亜のクラレ中央研究所がある。 境内には松の木々が多いがまばらで小さい。神木らしい巨木はない。

鳥居


本殿


祭り
春季例大祭   5月第四土曜日 2日間
秋季例大祭  10月第四土曜日 2日間

五十猛命ホームページ
神奈備にようこそ