九頭神社
和歌山市福島 地図
鳥居
扁額
交通案内
南海本線 紀ノ川 南西1km
祭神
九頭大明神
拝殿
由緒
扁額は九頭大明神となっている。福島の産土神。
古代には紀ノ川河口が大きくまた現在より北方を流れていたので、その沿岸や中州であって紀伊湊と称される港湾であった。当地は福島といい、西に梶取、狐島、北島と続き、東には粟、船所など。
難波の八十島祭りは島々ができ、それが繋がっていって大地ができあがっていく動きを神々の働きとして生島足島の神々として崇めたのは起源であろうが、ここ紀ノ川河口にも全く同様な島々の生成の物語があったと思われる。江戸時代には九頭大明神であった志摩神社の祭神に生國魂命の名が見える。
本殿
お姿
当地は紀ノ川の中州であったので米作には適さなかったようだ。
社叢は濃密で楠の巨木は林立しており、その下層には照葉樹林が濃い。
本殿屋根と楠の巨木
お祭り
紀伊續風土記 巻之七 名草郡第三 雑賀荘 福島村から
○九頭明神社 境内周六十二間
村中にあり 一村の氏神なり 社 方一間半 薬師堂あり |
紀の国古代史街道
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