蛭子若宮神社
和歌山市古屋267 地図


鳥居


交通案内

南海電鉄加太線八幡前駅南へ10分



祭神
仁徳天皇、蛭子神、住吉神



由緒
 古来漁業が盛んな土地で、舟や網などの漁具を保管する小屋があり、字名を小屋と称したが、南海電鉄の敷かれて多くの人が住むようになって、古屋と表記するようになった。
 御祭神の蛭子神、住吉神は豊漁・航海安全の神であり、若宮社は仁徳天皇が祀られている。
 明治時代の神社合祀令を嫌い、古屋地区の氏神として蛭子神社などを奉斎し続けて来た。木本八幡宮とともに氏神である。


社殿



お姿

 長大な砂州の上の防潮松林の内側に鎮座しているように見える。
 神社建物の色合いが独特。それが社叢の楠木に似合っているように見える。


社殿  社叢




お祭り
10月 13日  例祭

紀伊續風土記 巻之二十三 海部郡 木本荘 小屋村から

○住吉社  境内周三十九間
村中にあり 蛭子を合祀す 木本八幡宮の摂社にて一村の産土神なり 神楽堂あり 額は李梅渓の書なり 村ノ身真美に若宮あり  社地周四十四間 住吉社の末社なり




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