名倉八幡神社
和歌山県橋本市高野口町名倉1370 mapion
名倉八幡神社 社景
交通案内
JR和歌山線高野口駅 北300m
祭神
譽田別命、天兒屋根命、皇大神
摂社
蛭子神社 事代主命
厳島神社 市杵嶋姫命
御祓殿 瀬織津姫神、速秋津比賣神、氣吹戸主神、速佐須良比賣神
由緒
創建不詳。
昭和三十一年の町村合併時に現在地庚申山に遷座、昭和五十一年、平成六年と正遷宮祭で社殿の改築、石段の整備、鳥居の建て替えなどを行っている。
紀の川沿いに点々と八幡神社が鎮座しており、神功皇后や譽田別命の足跡が語られるのであるが、紀の川沿いは瀬戸内海から大和への道筋として古代よりの重要な交通路であり、当然中央で権力を獲得しようとする人物やグループが往来したであろう事が、神功皇后や譽田別命に代表されて語り継がれて来たのであろう。
春日造銅板板葺総檜白木造の本殿
お姿
地元の方々の熱意を感じる新しい鳥居、石段、社殿である。神社は古色蒼然としている方が、何となく神威を感じるものであるが、新しいもの、すなわち新魂、荒魂は若々しく強い神威があると考えられている。
石段を登ると左手に藤棚があり、丁度満開の状態で、まさに紫のカーテンが太陽に輝いている見事なものであった。
藤棚
お祭り
10月15日 秋季大祭
紀伊續風土記 巻之四十五 伊都郡 官省符荘 名倉村から
○小祠三社
若宮八幡宮 六尺 五尺 社地除地西福寺の側にあり 辨財天社 社地除地西福寺の巽にあり
天照大神 春日明神 社地除地西福寺の側にあり
|
参考
『平成祭礼データ』『和歌山県神社誌』
紀の国 古代史街道
神奈備にようこそに戻る |