高羽丹生神社(にぶ)
神戸市灘区高羽町4-2-2 ゼンリン

鳥居




交通案内
阪急神戸線六甲駅東へ500m



祭神
罔象賣神 合 八幡大神、須佐男命



由緒

 此の地は往古より郷土の祖先、伴の部鏡作部の一族の住居する地で、古来この土地を覚美の郷と称し、鍛治の鋳造する所であり、この鍛冶の守護神として、滝の奥の山中に祀られていた。鍛冶に由来の「ユブネ」「カナホリ山」と云ふ地名がある。
 桜ケ丘の山中より銅鐸及び遺跡の発見された事についても昔古氏族の居住ゆかりを示すもので、歴史的に興味の多い土地である。
 入比売神社として大日本史神祇志に記載されている神社である。



お姿

 滝の奥一帯は宅地造成開発等により其の昔時をうかがう事ができなくなった事は惜しい事であるが、現在は鶴甲団地を始め神大教養学部、六甲山ケーブル及び、トンネル、道路、鶴甲会館の敷地となっている。現在の境内地はある年代迄は古墳としてこの土地の豪族の奥津城と伝えられているが、時代の変遷により其の姿やおもかげも知る事が出来ない。
楠の大木が遠くからでもよく見える。

拝殿と神木



お祭り

 5月 8日、9日 例大祭 
10月 8日    秋季大祭


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