沖縄本島の景色
沖縄県沖縄本島


珍々洞の女洞(いなぐどう)地図
女洞は鍾乳洞の入口が竪穴になっており、降りるのが困難です。鍾乳洞の奧には女性の後姿に似た鍾乳石があり、母神のいる場所としてお参りに訪れる人もいます。

洞窟の中と女洞外観

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珍々洞の男洞(いきがどう)
 男洞は長さ180mの鍾乳洞です。天上から垂れ下がった鍾乳石群は、河川が洞内に運んできた泥や土が、鍾乳石と交互に重なり合って、普通と比べて短期間で巨大化したものです。また、全ての鍾乳石が河川の下流に向かって斜めに成長しています。
 このような変わった形態の鍾乳石は、熱帯性の鍾乳洞の特徴の一つといえます。

男洞


 

樹齢150年のガジュマル
 このガジュマルの樹齢は推定150年といわれている。谷の上から何十本もの気根がたれさがっている光景は、谷全体を神秘的な雰囲気にさせている。場所によっては、その得意な形状が神秘奇怪に見えることから神木霊木といわれることもある。沖縄ではガジュマルの大木に「キジムナー」とよばれる妖精が棲んでいると伝えられている。
 ガジュマル クワ科 学名Ficus microcarpa Lf. 原産・分布 熱帯アジア

ガジュマル


垣花樋川(俗称 シチャンカー) its-mo

天然の美しい川や泉を保全して後世に伝えるという目的で推薦され、昭和60年に環境庁の全国名水百選に選ばれた。百選の中でも最初は全国で31件が選ばれこれに入選した。垣花樋川は集落の南側にあって、石畳の急な坂道を100メートルほど降りていくと、左側のうっそうと繁った林の中腹岩根から湧き水が湧き出ている。
 かつては左側上のイナクンガー(女の川)は女が使い、右下のイキンガー(男の川)は男が使っていた。その下流の浅い水たまりはンマミシガー(馬浴川)、全体をまとめてシチャンカー(下の川)と呼ばれ、樋川から流れ出た水は下の田をうるおし、稲作が盛んであった。垣花村の人々はシチャンカーで水浴び、洗濯、野菜荒い、水汲みをするためカービラ(川の坂)を行き来した。石畳道の途中には女たちが一息入れたナカユクイイシ(中休み石)、イーユクイイシヌヒライサー(上休みの石の平石)が残っている。

 清水を利用してワサビを栽培している。 

垣花樋川
 




玉陵(たまどん)> mapion

 玉陵は1501年尚真王が父尚円王の遺骨を改葬するために築かれ第二尚氏王統の陵墓となりました。
 墓室は三つに分かれ中室には洗骨前の遺骸を安置する部屋。創建当初の東室は洗骨後の王と王妃、西室には墓前の庭の王陵碑に記されている限られた家族が葬られました。
 全体のつくりは当時の板葺き屋根の宮殿を表した石造建造物になっています。

玉陵(たまどん)
 

 

  
2007.12.23


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