日向大神宮
京都市山科区日ノ岡夷谷町 its-mo

鳥居

交通案内
地下鉄蹴上駅の南に鳥居、ここから500mの登り


祭神
上の内宮 天照大神、宗像三女神
下の外宮 天御中主神、瓊瓊杵尊



由緒


 山城国宇治郡の式内社とする見解があるが、疑問視されている。

 大日山の西麓に南面して鎮座。朝日宮、日岡神明宮とも呼ばれる。

 社伝によれば、顕宗天皇代に日向国から勧請、後世に朝日の清水が湧き出したと伝わる。当社の立地は丹後の籠神社と伊勢神宮を結んだ中間点になる。籠神社から伊勢への遷座の途中に祀られたとすれば、雄略期となろうか。京都市教育委員会では清和天皇の頃の創建としている。
 江戸時代には東海道の経への入り口であり、日向大神宮も繁盛したと言う。

 式内社の本来の地は六地蔵駅の北東に日向と言う地がある。この付近とする説があるが神社の気配はなさそう。

下の外宮 外削の千木と堅魚木7本

上の内宮 内削の千木と堅魚木8本


お姿
 地下鉄蹴上の駅から143号線に面する鳥居までは僅かな距離であるが、そこからが延々とした参道が続く。神明造に社殿は瀟洒な雰囲気をたたえ、京洛の東山にうまくおさまっている。


お祭り
 10月 3日 例祭

祭神の影向石

天岩戸 通り抜けが出来る。古墳だったのか?



参考:『寺院神社大事典』

公式日向大神宮
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