岩上神社
京都市左京区松崎林山30 ゼンリン


交通
地下鉄松が崎


祭神
不詳

由緒
 天然の岩を御神体とし、本殿はない。古代祭祀のままの神社である。 磐座は平石であり、山麓にある所から見ると天を祀る感じではない。
 神石は、兵庫の海中で霊光を発していたものを得て勧請したと伝わる。 古くから漁猟・牛馬の神として信仰されていた。
 式内末刀岩上神社と掘られた石碑が目立つ。末刀が松に通じる所からの推定であろう。 確かな裏付けはない。勿論、式内論社で確かな裏付けを持つ神社は半分もあるのだろうか。 なお、式内末刀神社の論社は賀茂御祖神社(下鴨神社)の境内末社の愛宕社が有力である。

たたずまい
 宝が池球技場の東の林山の西麓に鎮座する。円通寺方面に行く40号線が神社の上を通っている。 松樹の茂る清浄な地であったが、磐座の上方の道路を自動車が行き交う。磐座と道路の間には一応ブロック塀で区切られている。


磐座


全景




お祭り

資料なし

宝が池球技場での関西学生アメリカンフットボール(京都56ー7関大)平11.9.25と林山の西隣の西山の「妙」なお東の方に「法」がある。




京都山城寺院神社大事典(平凡社)

京都山城の神々

神奈備にようこそにもどる