岡田国神社
京都府木津川市木津町木津大谷105

扁額が天神宮の鳥居と跨ぎ橋
 


交通
JR関西線木津駅 南15分 its-mo


祭神
生國魂命、菅原道眞、氣長足仲彦命、氣長足姫命、譽田天皇

拝殿(元和六年(1620)

由緒
 『三代実録』に貞観元年(859)に岡田鴨神らと共に従五位上を授けられている。
 JR線を跨ぐ参道が造られている。
 元は天神社といい、菅公を祭神としていた。当社を相楽郡の式内社の岡田国神社と同名ではあるが、加茂町大野に鎮座する勝手神社摂社の春日神社とする意見が一般的だそうだ。

 現社殿は江戸時代の建立で、神殿(本殿、相殿)を一段高い所に置き、その下の広場に能舞台を囲むように拝殿や南北詰所がある。これらは南山城における室町期の惣社の姿を起こすものと言う。

本殿 安永三年(1774)

摂社群

たたずまい
 飛び地だったであろう社地を住宅公団に売却し、その金で社殿を改築?したように書いた掲示板があった。昭和五十八年に行われたようだ。

お祭り 10月 21日  秋季例大祭

『式内社調査報告』

京都山城の神々

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H17.6.17