相楽神社
京都府相楽郡木津町相楽清水1

鳥居


交通
近鉄京都線山田川駅西へ500m googlemap

祭神
足仲彦命、譽田別命、氣長足姫命

南仮舎と拝殿

由緒
 延喜式神名帳の相楽郡の相楽神社(サカラカノ)に比定されている。古くは八幡宮と称されていた。
 社頭掲示によると、「当社に伝わる年頭の宮座の行事で、月々の降水量を占う「豆焼」(1月14日)、早稲、中稲、晩稲の作柄を占う粥占と稲作の過程を模して豊作を祈る御田(15日)、竹串に多くの餅を差して花に見立てたものを奉納する餅花(2月1日)、年間降水量を占う水試(旧暦1月15日)などがある。これらの正月行事には中世的な宮座祭祀のあり方がよく残されており、府指定無形文化財に指定されている。」とある。

本殿

たたずまい
 本殿は三間社流造、檜皮葺で室町時代初期の建物で、身舎正面の蟇股の藤唐草・透影の欄間、妻飾の組物など見るべきものがあり、重要文化財に指定されている。

お祭り 1月 15日 御田祭
 2月 1日 モチ花祭
 2月 15日 祈年祭
10月 17日 例祭

『寺院神社大事典 京都山城』平凡社

京都山城の神々

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H17.12.2