新宮神社
京都市左京区松ケ崎林山34

交通
地下鉄松ヶ崎 北へ500mits-mo

鳥居

祭神
伊邪那岐命、伊邪那美命、猿田彦神
摂社 八幡宮、三光神社

由緒
   
 古くから松ケ崎一円の産土神として崇敬されていた。
 もともと大比叡大明神と称していたが、徳治二年(1307年)、熊野新宮より諾冊二尊を勧請し、新宮大明神と改称した。更に日像上人の直筆の法華経と曼陀羅を合祀、妙泉寺の僧に托して祭祀を行っていた。
 明治初期の神仏分離の際、僧による祭祀をやめ、社名も白髪神社と号した。明治二十年(1887年)社名を新宮神社と復称した。

社殿

たたずまい
 五山の送り火の「妙法」の「法」の山裾に鎮座、遠目からでも木々の濃密さで神域であることが判るほどである。巨木の切り株が神木であったのだろう、祀られている。

巨木の切り株

お祭り

  10月22日、23日 例祭

『平成祭礼データ』

 村社で、もと大比叡大明神と称していたが、徳治2年(1307年)一村改宗の時、熊野新宮より諾冊二尊を勧請し、新宮大明神と呼び、日像上人の直筆の法華経と曼陀羅を合祀し、妙泉寺の僧に托して祭祀を行っていたが、明治の廃仏毀釈の際、これをやめ白髪神社と号し、社掌を置き、明治20年(1887年)10月社号を新宮神社と復称し、現在に至る。古来松ケ崎一帯の産土神として崇敬せられ、特に毎年秋の祭礼にはきらびやかな和鞍をつけた馬の行列と東の馬場、西の馬場における競馬の祭事が、行われ壮観であった。
 以上
 

京都山城寺院神社大事典(平凡社)

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H16.10.6