多太神社(ただ)
川西市平野2-20-21 ゼンリン
鳥居
交通案内
能勢電鉄妙見線平野 西南へ500m
祭神
日本武尊、大鷦鷯尊、伊弉諾尊、伊弉冉尊
創祀は大国主命、大田々根子命を奉斎
由緒
創立年代は明らかでない。
摂津国河辺郡の延喜式内社。
和泉国陶邑を本貫とする大田田根子の一族が居住していたと見なされている。この地域が多田と呼ばれるのは、多田源氏が居住していたからではなく、大田田根子を祖神とする一族の居住によると見るべきだろう。
この地域の猪名川町には東大寺の大仏鋳造のための銅を献じたと言われる多田銀山があり、大田田根子の一族は見逃すはずがなかった。
拝殿
お姿
現在の本殿は覆屋内にある。建築年代は内陣廚子内小箱の墨書により元禄六年(一六九三年)の造営であることが確認される。 租物や蟇股なども時代の特徴をよく表している。ただし、背面の蟇股や脇障子の欄間などに桃山風が認められる。
記録によると天正六年(一五七八年)にも再建されたことがわかるので、これはその際の遺材であろう。
鬱蒼とした森を背後に、木々の多い歴史を感じる神社である。
本殿
磐を祀る摂社
お祭り
秋祭 10月29日
平成祭礼データ
創立年代は明らかでないが、延喜式内社である。現在の建物は覆屋内にあり正面柱間二、四メートルの社殿である。其の建築年代は内陣廚子内小箱の墨書により元禄六年(一六九三年)の造営であることが確認される。租物や蟇股なども時代の特徴をよく表している。ただし、背面の蟇股や脇障子の欄間などに桃山風が認められる。記録によると天正六年(一五七八年)にも再建されたことがわかるので、これはその際の遺材であろう。
以上 |
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