海積神社
葛城市太田602 ゼンリン

鳥居


交通案内
近鉄南大阪線磐城駅 南へ1.8km



祭神
海積豐玉彦命

摂社 若宮神社「天押雲根命」

拝殿


由緒

 海津神社、豊玉神社とも云うようだ。旧社名は竜王社。太田の氏神だが、隣の新庄久保の人達の信仰も篤い。
 豊玉彦は山幸彦が娶った豊玉姫の父神とされる。海神中の海神。当地では水神として祀られたのかも知れない。また高田市の竜王宮が西面しているのに対し、当社は東面する竜王社である。近くの長尾神社にも同様の伝承がある。



お姿
  入口の石の鳥居は、寛文十一年(1671)のもの。

本殿



お祭り
 7月 1日 夏祭 [通称]ボロソ
10月 5日 例祭 秋祭り
夏祭りには、小麦を酢でねって塩につけ、人身の匂いのするボロソを御膳に供する習慣であるが、原始信仰の人身御供の名残りとして現代人の中に生きる例である。『旧磐城村史に、「毎年1度必ず妙齢の処女の生供を為さずば五穀実らず田野山林大いに荒れ損じたりと言う。故に太古は毎年神の御験ある家の娘を白長持に封じて供えたりといふ。」と記されている。

大和の神々
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